ビザスク仁木が大阪で七転八起するブログ

ビザスクで関西の盛り上げやってます。

で、そのデザイン思考どうするのよ。

先日のブログの通り始動でデザイン思考を体験しました。

 

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ものすごく雑な言い方をすると、デザイン思考ってのはお客さんのまだ見ぬ課題を様々な手段でほじくりだして、試し試し解決法を探っていく方法論。

 

ある意味「会議室に課題があるんじゃない!現場にあるんだ!」という現場主義的なアプローチです。日本人としても非常にしっくり来そうなのにあまりそういう捉え方はされていないなぁ、とも感じています。

 

ここで無理やり話を変えますと、この週末あたり「始動でデザイン思考学んだって言うけど、お前このデザイン思考どう生かすのよ?」なんてことを考えてたりしました。

 

始動のエントリーにつかったビジネス提案(※)って、社会的な意義はあるかもしれないのですが、なかなかデザイン思考的に課題に対して仮説検証を繰り返すアプローチは難しい。

 

それはちょっとつまらんな、ということでこのテーマの深掘りはやめることにしました。

個人的にせっかくやるのだから、もう少し自分の課題に近い領域で、楽しみながら仮説検証ガンガン回していけるようなテーマに変えていきたいと思います。

 

実は9月中に一発目のビジネスプラン出さないといけないスケジュール感だったりしますので、色々と土壇場でやりきる形になりそうで恐怖ですが、それはそれで楽しんでやろうと思います。笑

 

また出来上がり次第共有したいと思います。

お楽しみに。

 

(※)

 

 

大阪は敷居が高い!?【始動×デザイン思考】

先日(8月26日、27日)…といってもだいぶ時間たってしまいましたが始動 Next Innovator 2017のDay 3、4に参加してきました。

 

テーマは「多様性の中で課題を発見する」
IDEO TOKYOより野々村氏を講師に迎え、デザイン思考を用いた課題発見を体験してきました。

 

お題は
How might we create an innovative FOOD or RETAIL or MOBILITY experience in Osaka that is the most desireble and innovative in the world for foreigners?

訳すと
「我々はどのようにして、大阪で、大阪人以外に向けた世界でもっともイケてる食/小売/モビリティの体験を創造できるだろうか」
あたりでしょうか。

1.5日で以下の流れを一気に実行。

  1. デザインサーチ(フィールドワーク/拡散)大阪の街でフィールドワーク。私のチームは道頓堀のドラッグストアからドンキ、千日前経由で黒門市場まで行動や街を観察&インタビューf:id:harutoshi-niki:20170831224352j:plain
  2. 統合/意味付け(収束)
    インプットをひたすら出し続けた後、様々な要素に分類しつつ、その意味を考える。

    〜〜〜〜1日目(終了後懇親会)⇒2日目〜〜〜〜

  3. ブレスト・コンセプト製造(拡散⇒収束)
    1日目で得られたインプットから、どういう課題解決のソリューションを提供できるか考える。
  4. プロトタイプ・ストーリテリング(収束)
    ムービプロトタイプの作成。

 

具体的な事象から抽象的なコンセプトに落としつつ、抽象的なところから具体的な解決策を考える。

 

そうか、と目が開いたポイントをいくつかご紹介すると…

  • 大阪的な要素(お笑い、おばちゃん、キャラクターなど)というのは非常にハイコンテキストでわかりづらい(=敷居が高い)
    ⇒外から来たはわかりやすいところばっかりいっちゃう
    ⇒大阪人とそれ以外に断絶が起きる
  • 適切なコンセプトを作り上げるまでの問いづくりが難しい
    IDEOでも数週間考え続けるとか
  • 学びにしてもアイデアにしても一旦吐き出すこと
    ⇒日本の組織はすぐ収束させがちだそう
  • ソリューションを考えるにあたって、多様性があると捉え方は大きく変わる
    (始動的に仕方ないのですが、ソリューションを考える人間の職業にはある程度の多様性があるものの、日本人の枠を出た発想は出にくかった)
  • めっちゃエネルギーつかった
    ⇒疲れました。

他にも様々な気づきがありました。

これを始動の有志で集まって、この学びを昇華させる取組を別途計画しています。

やはりメンバーのアツさは本当に始動の一つの財産だなぁと思いますね。

 

始動 Next Innovator 3期キックオフに行ってきました【応募書類もあるよ】

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 7月14日(金)に始動 Next Innovator 3期のキックオフイベントに行ってきました。

 

これは、経済産業省が主催する「Thinker(考える人)からDoer(行動する人)へ
日本最高のグローバルに通用するイノベーター育成プログラム」です。
安倍総理シリコンバレー訪問をきっかけに「シリコンバレーと日本の架け橋プロジェクト」として2015年に開始。今年が3回目になります。

 

私自身は、大阪のThe DECKで開催されたイベントで本プログラムを知り、「面白い出会いがありそうだ」と応募を決意。

 

応募書類はビジネスアイデアとプレゼンテーションによる人物評価。
イデア倉庫に眠っていたビジネスアイデアを引っ張り出して、丸1日かけてパワポにおこし、嫁さんにダメ出しされながらムービーを取りました。
(息子を寝かしつけて日付替わっても付き合って貰ったことには感謝しかありません)

 

尚、応募したビジネスアイデアはこちら。

www.slideshare.net

 

こいつが書類選考をパスしましてこれから始動のプログラム(国内6回+選抜されたらシリコンバレー!?)を通してこいつをブラッシュアップしていくことになります。

 

色々と取組についてい考えていたのですが、そもそもビザスク全く関係ないアイデアなので投下時間もそれほど取れないことが既に想定されています。ヤバイ。

しかも本人、物流は想像つくものの技術はとんと疎いという状態。これもヤバい。

 

でも「出来たらいいなぁ」と思うビジネスでもあるのでオープンにしてしまうことにしました。

「こういう技術でできるよ!」とか「こういうの参考になるんちゃうか!?」とかがあればぜひぜひ言ってください。泣いて喜びます。

 

それはさておいて、一昨日のキックオフイベント。
非常に面白く、今後が楽しみになったのですが、特に印象的だったポイントは以下

  • 失敗歓迎の姿勢
    FOMO (Fear Of Miising Out)とかYOLO (You Only Live Once)に代表されるように、「どんどん行動して失敗して行こうぜ!」というメッセージが強く発信されていました。そういえば経済産業省主催なんだよな…と思うくらいでした。

  • Power comes not from knowledge kept but from knowledge shared.
    Bill Gatesの上記発言が引用されていましたが学びはシェアするものだということ。それにより更に強化される。まさにオープンイノベーション。我々ビザスクの世界観とも通底していて嬉しくなりました。
  • 参加者の熱気
    「3回目くらいで打ち解ける」と運営の方は仰ってましたか皆さん「3回目とか嘘やろ」と思うほど初回からワイワイガヤガヤ。FBグループも出来上がっており、これからどうつながって行くか、楽しみですね。
 
 
まぁそんな感じでしたがこれからの約半年間、何を学んでどうなって行くのか。
随時発信していきたいと思いますー。

6月23日(金)オープンイノベーションセミナー「ダイキン流オープンイノベーション」

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各企業様の事例から、オープンイノベーションの実行をサポートする当社のオープンイノベーションセミナー。

  

大阪での第2回の開催はダイキン工業テクノロジー・イノベーションセンター(TIC)より天野様をお迎えして実施いたしました。

 

会場が一杯になるほどのご応募とたくさんの「事情があって行けない!」の声を伺い、同社オープンイノベーションの取組への関心の高さを感じていました。

 

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当日は

等のテーマで様々にご講演/ディスカッションをさせて頂きました。

 

その後の懇親会も、当事者としてオープンイノベーションを進められている方を中心に幅広く議論が行われ、活気溢れるイベントとなりました。

改めてご講演頂きました天野様、ご参加頂いた皆様ありがとうございました。

 

今後も様々なイベント/セミナーを通してオープンイノベーションを推進する取組をして参れればと思いますので、当社から発信する情報にご注目ください!

 

 

 

こう見えて、実は20代なんです(笑)

と、言えるのも後数時間になりました。

 

20代の最後にライフイベントを固め打ちしたので、「あーコレやっとけばよかったー」的な後悔はなかったりまします。

※ 固め打ちについては以下御覧ください

newspicks.com

 

30代はまず今選んでる道でどこまでできるか、の勝負。

世界中の知見をつないで、関西を元気にする。

何がしたいか、何をすべきか。

日々向き合って、日々頭使って、形にしたいと思います。

 

これを続けると30代後半は多分想像もつかないところに行っているのでしょう。

ワクワクすることばかりですね。

 

あ、誕生日プレゼントもお待ちしています。笑

Amazon.co.jp

大企業だってガンガン発信したらいいじゃない ーWAIGAYA Vol.2ー

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ビザスクでは事業会社の様々な新規事業をお手伝いさせていただくことが多いのですが、新規事業の担当者って基本的には

  • 考えて、悩んで、苦しんでる

のですが、

  • スタートアップの取組について聞く機会は多いが、発信する機会が実は少ない

のですよね。(広報的な観点もあり…)

 

機会が少ないなら作っちゃえと、新規事業やR&D担当者向け発信型イベントWAIGAYAを東京で、「とりあえず、3回限定」ではじめました。

 

どーん。

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我ながらオシャレですよね。

会場提供はSpaces大手町

レンタルオフィス世界最大手Regus様が運営されているコワーキングスペースをお借りして開催しています。

 

昨日はそんなWAIGAYA第2回。

大手メーカー、エンジニアリング企業、総合商社等10社から新規事業、R&D担当者が集結。また、ゲストとしてスタートアップ2社(株式会社 bot dock株式会社情報医療)も招待し、実施致しました!

 

まずは、大企業、スタートアップ交えた参加者全員によるLT(Lightning Talk

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ここで披露された皆様の想い、悩み、生々しいエピソードは業界を超えて参加者の共感を呼び、その後の交流会でも大手企業/スタートアップの垣根を超えて大いに盛り上がりました!

(が、交流会の写真撮り損ねました。。。。 orz)

 

会の最後は記念撮影をパシャリ(即席のVisasqポーズ)

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次回は「とりあえず3回」の節目となる第3回!(日程別途告知します)

新規事業/R&D担当の皆様、直面している「悩み」、大切にされてる「想い」、味わった「体験」等など発信しに来ませんか?

 

 

大阪でも人を集めてやりたい!!

関西でビザスクをやっている理由

はじめまして。

ビザスク大阪支社長の仁木です。

 

ビザスクは東京のスタートアップですが、私は大阪オフィスを立ち上げています。

今のところ部下はいません。

 

せっかく最初のエントリーなので、「なんでビザスクを関西でやっているのか?」について簡単にご紹介してみたいと思います。

 

私は京都府に産まれ、18歳までのおおよそを関西で過ごしてきました。

「東京に行きたい!」と大学進学と共に上京し、そのまま就職、上海勤務も経験して社会人2年目の終わりに転勤で関西に戻ってきました。

 

元々は「関西は卒業や〜」と上京したものの案外早いカムバックをしたのですが、改めて関西の良さを発見する日々でした。

 

結果、一度関西を出たものの一周回って関西が気に入り、「関西を元気にする仕事がしたい」、そのためには「関西と世界をつなげていくビジネス」が必要だ!

と、思った頃に出会ったのがビザスクでした。

 

 ビザスクは業界業務のプロフェッショナルから1時間でインタビューを行うスポットコンサルなど、「世界中の知見をつなぐ」をミッションに掲げてサービス展開をしている企業です。

  • もし場所にとらわれることなく、世の中の最先端の情報にアクセスができたら。
  • もし地域を超えて、多くのビジネス上のベストプラクティスが流通できるようになったら。

ビジネスをどこでやっても、最先端の情報にアクセスし、結果を出すことができるようになります。

これは関西やその他の地方にとって大きな可能性があり、「関西を元気にする仕事」だと感じられました。

 

今時点で、想像している未来はまだまだ遠いですが、七転八起の精神で頑張っていきたいと思います。

 

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入居してるコワーキングスペースの入り口にて